私は塗装の案内でいろいろな方とお話をさせて頂いておりますが、最近悪徳と思われる業者の方と契約をされている方に会います。あまりにも多いと感じましたので、せめてこれを読まれている方には注意をして頂きたいと思い、案内をさせて頂きます。
「今すぐ決めてください!」 「今なら特別○○円になります!」と大幅割引を持ち出して即決を薦める業者が存在します。これはお客様が冷静に他社と比較検討したり、家族等に相談するのを阻止しようとしているので、注意しましょう。
営業マンから名刺やパンフレットをもらったら中身を良くチェックしましょう。中にはマンションの一室に電話だけ引いて営業し、下請けに円投げする業者も存在しますので、事務所の住所がマンションの一室でないか確認しましょう。
実績は会社の信用の証です。どのくらいの実績があるか確認しましょう。問題を起こして行政処分を受けるとネットに処分内容が出てしまうので、そのたびに社名を変えている会社もあるので注意が必要です。
施工を別会社に流すパターンはトラブルの元となります。契約内容やお客の要望が施工会社に引き継がれていない可能性があります。施工会社も直接の取引先が元請け会社なので、お客に対して無責任な手抜き仕事をしがちです。
外壁や屋根の塗料などの知識は一般の方にはないものと思います。だからといって「塗装工事一式」の1行でまとめられて、塗料の名称や使用量を明らかにしていない業者には要注意です。さらに詳細を確認しても「任せてください」「大丈夫ですよ」といって詳細を説明しようとしない会社は危険です。
契約後は、簡単には契約解除はしにくいものです。この心理を利用して、後からなんだかんだと追加料金を求めてくる外壁リフォーム業者も存在します。事前に後から追加分がないか確認をしておきましょう。
悪徳業者と思われる会社と契約してしまったと思ったときは、すぐにクーリング・オフの手続きをとりましょう。クーリング・オフ期間(契約してから8日以内)を過ぎていても、解約できる場合があります。市の商談窓口や消費生活センターへ早めに相談しましょう。